【初心者向け】最初に失敗しないためのサーフボードの選び方!ボードの種類と特徴を徹底解説

最初のサーフボード

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こんにちは!このブログではサーフィンに関連する内容の記事を書いています。

サーフィンを始めたいんですが

どんなボードを選んだらいいのか分かりません。

サーフィンを始めるならサーフボードがなくてはどうしようもありません。

でも 種類が多すぎてどんなサーフボードを選べばいいか悩んでいませんか?

「初心者用サーフボード」と言われても 初心者なら誰にでも合うとは限りません。

最初のボード選びは大事なので 初心者用とは言っても自分に合っていないボードでは上達が遅くなってしまいます。

この記事では 初心者サーファーが失敗しない最初のサーフボードの選び方をご紹介します。

サーフボードの種類や各部位の特徴も解説しますので どんなサーフボードを選べばいいか分かってくるはずです。

ご自分がどんなサーフィンがしたいかイメージしながら絞っていきましょう。

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初心者がサーフボードを選ぶ際のポイント

自分の体格に必要なサーフボードの浮力を知ろう

初めて購入するボードは ご自身の身長・体重を考慮してボードの長さ・幅・厚みなどを選びましょう。

例えば 体重80kgの人が浮力のない薄っぺらいショートボードに乗ると パドリングが進みづらかったり ボードが沈みすぎてターンなどで失敗しやすくなります。

まず ボード選びで気をつけたいことは 自分の体重に対して必要なボードの体積(ボリューム)を知ることです。

体積が増えればサーフボードの浮力も大きくなります。

身長に合ったサーフボードの長さとは?

次に サーフボードの長さですが 初心者がショートボードの長さを決める場合 身長プラス20〜30cm以上の長さのものを選びます。

長いほど前後の安定感が増すので 初めのうちは少し長めのボードがおすすめです。

身長170cmの人であれば190cm〜2m(6フィート3インチ〜)

自分の体格に合うボードの体積と長さが分かったら あとは幅と厚みを決めていくといった感じです。

※ただし ロングボードを選ぶ基準は浮力ではありません。最初からあまり長すぎるものを選ぶとコントロールに苦労するので8〜9フィートのものにしておきましょう。

体重身長ボードの体積ボードの長さ
60kg165cm約43L6’1″(185.4cm)
65kg170cm約46L6’3″(190.5cm)
70kg175cm約49L6’5″(195.6cm)
75kg180cm約52L6’7″(200.7cm)
初心者用ショートボードの目安(身長+20cm〜)

ショートボードの特徴と選び方

初心者のためのショートボード解説

サーフボードの各部位の名称

ショートボードの長さ(レングス)

ショートボードは俊敏性や回転性があり キレのあるライディングができるのが特徴です。

そのため長さは 6’0″(シックス/約183cm)前後のものが多くなります。

1フィート=30.48cm ※1インチ=2.54cm

身長170cmなら ボードの長さは身長プラス20~30cmくらいのものを選びましょう。

その場合 6’3″(シックススリー/約190cm)〜6’7″(シックスセブン/約2m)くらいの間で選ぶと良いでしょう。

長くなるほどバランスが取りやすくなり 浮力も増すためパドリングが速くなります。

ショートボードの幅(ワイズ)

幅は少し広めの19インチ(48.26cm)程度だと安定感があります。

例えば 19″ 1/4と表示されていれば 19inch(48.26cm)+1/4inch(0.635cm)=約48.9cmになります。幅が広いほど波のパワーを多く受けるので テイクオフがしやすくなります。

ショートボードの厚み(シックネス)

厚みはだいたい6cm程度あれば浮力のあるボードです。

例えば 2″ 3/8と表示されていれば 2inch(5.08cm)+3/8inch(約0.95cm)=約6cmになります。

あまり分厚すぎると波の力を受けすぎて跳ね返されてしまい 逆に薄いと板が沈みすぎて 体に水の抵抗を受けてしまいます。6cmを基準に選びましょう。

ショートのボードのテール形状

テール(ボードの後部)の形にも注目してください。

台形のような形をしたスカッシュテールが一般的です。

面積が広いので波のパワーを受けてテイクオフがしやすくなります。

スクエアテールのようにが面積が大きいと 水の抵抗を受けすぎて取り回しが難しくなります。

逆に ピンテールで小さな波に乗ろうとすると 抵抗がなさすぎてテイクオフができません。

まずは平均的な形状のものを選びましょう。

ショートボードのロッカー

ボードの反り具合を「ロッカー」と言います。

ロッカーが強い(反りが大きい)と波に乗った時に左右にフラフラしてしまうため直進性が悪くなります。ただしノーズ部分にはロッカーがついていないとパーリング(水面にノーズが刺さること)の原因になるので ある程度のノーズロッカーは必要です。

まずはまっすぐ滑ることが大事なのでロッカーが小さいものにしておきましょう。

レール形状

レールの形状にもいろいろあります。

テーパーレールは丸みの少ない薄いレールです。浮力がないためバランスが取りづらくなります。パワーのある波に向いています。

逆にボキシーレールは丸みが大きいため 水の抵抗を受けすぎてターンがしづらくなりますが レールワークを身につけるには向いています。

万能タイプなのはミディアムレールです。比較的どんな波にも対応できますし 上達後も使っていきたい考えるのであればミディアムレールのものを選びましょう。

ショートボードのフィン

フィンは一般的なトライフィン(3枚フィン)タイプで十分です。

他にツインフィン(2枚)・クアッドフィン(4枚)・5フィン(波に応じて3枚セットか4枚セットに替えることができる)タイプがありますが まずは基本のトライフィンから始めましょう。

フィン自体はあとから買い替えることもできます。フィンについてはまた別の記事で紹介したいと思います。

体重が70kg前後であれば上記の範囲内で選んでみてください。

ロングボードの特徴と選び方

初心者のためのロングボード解説

ロングボードとは9’0(9フィート/約274cm)以上の長さのものを指します。

幅も厚みも大きく安定感があります。ショートボードに比べて浮力が大きいためパドルスピードが速く パワーのない小さな波でも乗ることができます。

各部位の名称はショートボードと同じですが シルエットやフィンの形状 そして乗り方のスタイルが違います。

細かいターンやエアリアル(空中に飛び出す技)などするタイプではなく ゆったり乗るのが特徴です。

ロングボードには3タイプあり クラシックタイプパフォーマンスタイプオールラウンドタイプに分けられます。

クラシックタイプ

クラシックタイプは 60年代スタイルのゆったりしたライディングをしたい方にオススメです。

3タイプの中で一番厚みと重量があります。

シングルフィン(センターに一枚)で直進性が高く ノーズライディング(ボードの先端まで歩くテクニック)に向いています。

パフォーマンスタイプ

パフォーマンスタイプは ターンも楽しみたい方にオススメです。

クラシックタイプに比べて厚みや幅が小さくなります。そしてフィンはシングルフィンにプラス左右に2枚の小さなフィンがついたシングルスタビライザーというセッティングになります。

シングルフィンに比べて直進性は落ちますが 左右のフィンが水の抵抗を受け ターンがしやすくなります。

オールラウンドタイプ

オールラウンドタイプは クラシックタイプとパフォーマンスタイプの両方のいいところを併せ持ったタイプになります。

シングルスタビライザーなのでターンがしやすく アグレッシブなサーフィンをしたい方にオススメです。

クラシックスタイルで楽しみたいときは 左右のフィンを外してシングルフィンにもできるので 楽しみ方の幅が広くお得なタイプと言えます。

テールの種類はショートボードとほぼ同じで スクエア・スカッシュ・ラウンドスカッシュ・ダイヤモンド・ラウンド・ラウンドピン・ピン・スワローテールなどがあります。

テール形状には意味があります。スカッシュテールなど面積が広いと水の抵抗を受けて素早いターンがしやすくなり ラウンドテールでは角が無いぶん水の抵抗が少なくスムーズなターンができます。

ロングボードのテール形状いろいろ

ロングボードのフィンセッティングについて

センターフィンは前後に調整が可能なフィンボックスのついたものがあります。

水の抵抗を受けるセンターフィンの位置を変えることで乗るスタイルも変わってきます。

基本はまず真ん中に固定します。前寄りにセットすれば回転性が上がり 後ろ寄りにセットすれば直進性が増します。

慣れていくうちに好みの位置に変えてみましょう。

ミッドレングス(ファンボード)の特徴と選び方

ミッドレングスは ショートボードとロングボードの中間のサイズで 操作しやすく安定しているので波のサイズによって使い分けるセカンドボードとしても人気があります。

ミッドレングスの長さにもいろいろあり だいたい6’6”(約198cm)から9’0″(約274cm)のものを指します。

先にショートボードで慣れた人にとっては パドルが早く小波でも乗っていけるのですが 浮力がある分ドルフィンスルー(ボードを沈めて波の下をくぐること)が難しいので パワーのある波や掘れた波では沖に出るのが難しくなることがあります。

かつてはファンボードとも呼ばれていたように ファンウェーブ(小波またはハードすぎずそこそこ遊べる波)用としても楽しめますし 初心者が最初に選ぶサーフボードとしてもおすすめです。

ミッドレングスのドルフィンスルーに関する記事はこちらをご覧ください。

ソフトボードの特徴と選び方

ソフトボードの中で 全体が柔らかいスポンジ素材で成形されたサーフボードを「スポンジボード」と言います。中には木製の芯材(ストリンガー)が入っています。

柔らかい素材で怪我をしにくいということで もともとサーフィンスクール用や子供向けのボードとして使用されることが多かったのですが 数年前から一般のサーファーにも人気が出てきました。

スポンジボードは乾燥した状態では非常に軽いのですが 長く海に入っていると水を吸って重くなるという特徴があります。

サーフィン中にボードが重くなることは テイクオフが早くなったりスピードが出やすくなるので悪いことではないのですが 海から上がってからの持ち運びに体力が必要です。

一方 ソフトボードの中には「ソフトトップボード」と呼ばれるものもあり こちらは表面が柔らかいフォームで中身はハードなEPSフォームとなり スポンジボードと比べると重くなります。

ソフトトップボードは通常のサーフボードと同じような性能があるため 最近ではプロサーファーも注目するほどの高性能なボードも登場しています。

ソフトトップボードの値段は 構造が少し複雑になるためスポンジボードより高めになります。

どちらのソフトボードも浮力があり 少しの波の力でも進むことができるので初心者の練習にはもってこいです。

ソフトボードは上達してからも十分サーフィンを楽しめるので 1本は持っておきたいボードです。

長さはショート・ミッドレングス・ロングがあります。

リーシュコードをボードに合わせて選ぶ

忘れてはならないのが ボードと自分をつなぐリーシュコードの存在です。

リーシュコードは絶対に必要なんですか?

リーシュコードは必ずつけましょう。決してノーリーシュで入ってはいけません。自分の命を守る命綱ですし 流されたボードで人に怪我をさせることにもなりかねません。

右利き(レギュラースタンス)なら後ろ足となる右足首に巻き 左利き(グーフィースタンス)なら左足首に巻きます。

ショートボードのレギュラータイプのリーシュコードの長さは6’(6フィート/約183cm)太さは6〜7cmが一般的です。コンペタイプの細くて水の抵抗が少ない 太さ5〜6mmのものもあります。

ロングボードについては ボードの長さが9’〜9’2”くらいであればリーシュの長さは9’(9フィート/約274cm)太さは7〜8mmが一般的です。好みで足首に巻くタイプと ひざ下に巻くタイプを選びます。

ファンボードであれば 8’(8フィート/約244cm)くらいのリーシュがちょうどよいでしょう。

スタンスの判断方法

自分のスタンスを判別する方法はいろいろあります。

  • まっすぐ立ち後ろから背中を押してもらって無意識に前に出る足。
  • いつも階段を登るとき先に出る足。
  • サッカーボールを蹴るときの足。
  • 片足立ちでバランスが取りやすい足。など

もしその足が右足ならレギュラースタンス。左足ならグーフィースタンスになります。

レギュラースタンスの場合はボードに立ったとき右足が後ろになるので リーシュコードは利き足になる右足首に巻きます。

逆にグーフィースタンスはボードに立ったとき左足が後ろになるので リーシュコードは左足首に巻きます。

まとめ

この記事では 初心者が失敗しないサーフボードの選び方をご紹介しました。

初心者サーファーにとって サーフボードの上に立つことが最初の目標です。

なので サーフボード選びに迷ったら まずは安定性のあるボードをおすすめします。

ただし 大きすぎても大変なので必ずご自分の体格に合ったサーフボードを選ぶようにしてください。

さあ お気に入りのサーフボードを見つけて すぐに海へ向かいましょう!

まだ サーフボードを選べないと思ったら サーフィンスクールで感覚を掴んでみましょう!

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