こんにちは!このブログではサーフィンに関連する内容の記事を書いています。
ハワイなどではサンゴに有害な成分が入った日焼け止めの販売が禁止されていますね。
海の環境に優しい日焼け止めを教えてください。
みなさんは海に入るとき 日焼け止めを塗りますか?
ここ最近「リーフセーフ」や「コーラルフレンドリー」といった言葉を耳にしますよね。
日焼け止めがサンゴ礁に悪影響を及ぼしていることが分かり 化学物質を使用しない商品が増えています。
海と自然を愛するサーファーとしては やはり環境に配慮したものを使いたいですよね。
この記事では 環境に優しくサーフィンにおすすめの日焼け止めをご紹介します。
ハワイで禁止された日焼け止めの成分とは
コロナ禍で観光客が激減したハワイで 驚くべき現象が見られました。
シュノーケリングで有名なオアフ島・ハナウマベイが閉鎖されていた9ヶ月の間に 海水の透明度が64%も上がったという調査結果が出たのです。
これは間違いなく人間が汚していたことになりますね。原因の多くは日焼け止めによるものです。
2021年1月 ハワイではサンゴに有害な成分であるオキシベンゾンとオクチノキサートを含む日焼け止めの販売を禁止する法律が可決されました。
海の中で人の肌から剥がれ落ちた化学成分がサンゴ礁に流れ込み サンゴの成長を遅らせ 白化・死滅させることが分かったのです。
また サンゴにとって有害な物質オキシベンゾンは洗った後も人の体に残り ホルモンや生殖器系にも影響を与えるという研究もされています。
サンゴが死ぬということは 海の生き物の住む場所がなくなるので 生態系がどんどん崩れていくことにもなります。
私たちは海の恩恵を受けている以上 このまま有害な日焼け止めを使い続けることはできません。
今からでも間に合います。海と地球と私たちにとって害のない日焼け止めに替えましょう。
サーフィン向きの日焼け止め おすすめ5つ
ここ数年 サンゴ礁にとって安全な植物抽出物やオイルなどの天然成分で作られる日焼け止めが少しずつ増えています。
バームタイプ・ローションタイプ・スティックタイプなどがありますので 耐水性やなじみやすさなどお好みで選んでみてください。
コーラリリー サンゴに優しい日焼け止め UVバーム
日本でサンゴ礁に囲まれた地域は限られているので まだまだ「サンゴに優しい日焼け止め」というジャンルは浸透していないように思えます。
ですが 沖縄はサンゴ礁に対する思いが強く 2017年ごろからこの問題に反応しています。
このサンゴに優しい日焼け止めは 一人の沖縄の女性が地元ダイバーから「日焼け止めでサンゴが死ぬよ」と言われたことをきっかけに誕生しました。
固めのバームタイプなので爪の甲で削って取らなければいけませんが なじませれば白残りせず肌がしっとりきれいに見えます。
ココナッツオイルやシアバターなど100%自然由来成分から作られているので 洗顔やボディーソープで落とすことができます。
メイクのくすみ防止成分や保湿成分も含まれており 化粧下地としても使えるのは女性にもうれしいですね。
ホワイトゴリラ UVバーム
ホワイトゴリラは日本製のコーラルフレンドリーな日焼け止めバームです。
ウォータースポーツ・トライアスロンなど 長時間海で太陽を浴び続けるウォータースポーツ愛好家の意見を集約して作られました。
サーフィンなどの激しいウォータスポーツでも落ちにくいように固めのバームで 塗り残しを防ぐためあえて白く残るタイプになっています。
白いのが恥ずかしいという方には向いていませんが 絶対に焼きたくないという方には最強の日焼け止めです。
肌に優しい10種の無添加で 有害物質はもちろん防腐剤や鉱物油なども使用しておらず お子さんでも安心して使えます。
バートラ フェイススティック
バートラは 2004年にハワイで設立されたアクションスポーツ業界初の日焼け止めです。
ミック・ファニングやシェーン・ドリアンなど 世界のプロサーファーも愛用しており ハワイアンライフガード協会公式の日焼け止めにもなっています。
このフェイススティックは 80分の水と汗の耐久性となめらかなつけ心地は非常に評価が高く さまざまなスポーツにも広まっています。
サンゴに有害な成分を一切使用しておらず 非ナノミネラルUVA/UVBブロッカーを配合し 海と肌の両方を守ることができます。
色は「パールホワイト」「エフカイベージュ」「インビジブル(透明)」の他に ミック・ファニング シグネチャーの「クーランガッタベージュ」と シェーン・ドリアン シグネチャーの「コナゴールド」など。
フェイススティックの他にも ローション・スプレー・リップスティック・アフターサンケアなどがあり サーファーにとって魅力的なラインナップとなっています。
オールグッド サンスティック
オールグッドは マッサージセラピストでアウトドア愛好家でもあるキャロライン・デュエルがカリフォルニアの自身の有機農場で作り始めたスキンケア製品です。
このサンスティックSPF30は スティックタイプの日焼け止めで耐水時間は80分。
もちろんオキシベンゾンやオクチノキサートなどの有害物質を含まないリーフフレンドリーな日焼け止めです。
非ナノ化亜鉛・ココナッツオイル・ミツロウ・カレンデュラの花などで作られており アボカドオイル・ホホバ種子油が肌をいたわります。
スティックタイプは手がぬるつかないので サーフィン前は非常に便利です。
シャカ サンスクリーン
シャカブランドのシャカサンスクリーンはハワイ・マノアで作られている日焼け止めです。
売上げの一部がダイヤモンドヘッドの環境保護団体へ寄付されるので ハワイ好きの人は使うたびにハワイを感じることができます。
原料にはオーガニックココナッツオイルやオーガニックカカオパウダーを使用。塗るたびにチョコレートの甘い香りに包まれるので癒し効果もあります。
ハワイ仕様のため日本の寒い季節は硬くなってしまいますが 人肌で温めて柔らかくすれば伸びが良くなります。
色は3色。オリジナル・ライトブラウン・ダークブラウンから選べるので 好みや肌の色に合わせられるのがいいですね。
まとめ
SDGsの目標の14番目に「海の豊かさを守ろう」とあるように 世界全体が海の環境保全に向かっています。
一人が使う日焼け止めはほんの少しかもしれませんが 世界全体で考えると大変な量の化学物質が海に流れています。
普段の生活でも川などに排水されれば最終的に海に流れ出ていくので 海でさえ使わなければいいという話ではありません。
身近なところからでも自然は守れます。
一人一人が意識を変えて現状を変えていきましょう。
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